2017-11

2014年1月遠かった中央アルプス空木岳

無題
2014年1月10日(金)から1月13日(月)

 空木岳の池山尾根から頂上を目指しました。
 定年退職組みが一日早く入り、大地獄、小地獄の上部に何とかテントを上げ、一日遅れる現役組が合流し、そこから頂上をアタックする計画を立てました。
 残念ながら、小地獄上部のルンゼのトラバースは抜けましたがその上深雪、急傾斜のトラバースの途中、主稜線に出れずに退却しました。空木岳頂上は遠かった。

参加者
岩田 邦彦(72)
木村 正一(66)
岩佐 元春(65)
山村 清治郎(66)
渋谷 佳行(63)
大崎 健司(62)
米田 義輝(63)
村上 欣三(68)
浜田 日登美
村田 茂子

2014年1月10日(金) 晴
6;00  米田,村上、村田は茨木駅を、岩田、岩佐、渋谷は泉北を中央自動車道駒ヶ根IC目指して出発
11;00 駒ヶ根菅の台駐車場で観光協会、バス会社等に問い合わせタクシーがどこまで入るか聞く。結局秋に「三 本木地蔵」までとタクシー運転手が言っていたがやっぱり雪のため「駒ヶ根高原スキー場」までとの事
12;00 「駒ヶ根高原スキー場」の駐車場の一番上に車を停め、目の前の「空木岳登山道入り口」から登り始める。

P1100001s.jpg

なだらかな樹林帯雪が薄っすらと付いているだけの登山道を進む。

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「三本木地蔵」辺りから積雪も増えてくる。「展望台駐車場」手前から先行パーティーのスノーシューズのトレースが膝ぐらいになる。
14:00 夏の林道終点 「展望台駐車場」「展望台」というだけあって眺めは、最高で南アルプスの山々がパノラマに広がる。昨年登った「塩見岳」の雄姿も目の前にある。
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スノーシューズのトレースは、「壷足」で歩いてももぐることなく快適に歩ける。しかし、長いつづら折の登山道は傾斜を増していく。
17;00 池山小屋 結局展望台から3時間かかって、小屋に着く。ラッセルをしたわけでもないのに疲れて着く。
小屋は、立派で綺麗な小屋だがなんせ大きい、天井が高く40人は泊まれそうだ。ゆえに寒い、仕方なくテントを張らせてもらう。

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*後発隊 23;30 木村、山村、大崎、浜田 高槻出発

1月11日(土) 晴
 4;00 起床
 6;30 薄っすらと夜が明けかけ、ヘッドランプも不用になった時間に出発。小屋の前から20mほどトレースをかえるといよいよラッセルが始まる。

P1110017s.jpg


かすかに残るトレースと標識の赤のペナントを頼りに登る。それでも最初200m程は、「壷足」で行けたがやっぱり「ワカン」の世界になる。つづら折のルートを薄っすら残るトレースを頼りに登る。トレースを外すと腰までのラッセルに苦労する。ピッチが落ちるが仕方が無い。
 9;30 マセナギ平 池山小屋へ下る時の「遊歩道」と「登山道」の分岐点。まだ尾根は、広い。ここから一段上がるといよいよ、大地獄、小地獄に続くやせ尾根になる。50mも登ると尾根に出、すっぱりと中田切川側が切れてくる。
10;00 上に行ってもテント場の確保が難しいと考え50m程下りテントを張ることにする。
10;50 渋谷、米田は大地獄、小地獄へのラッセルとルート工作。岩佐、村上は、後発隊のサポートに池山小屋へ下る。
ルート工作隊:テントからやせ尾根を中切田川側をラッセルで登ったり、ナイフリッジとなった尾根を行き、

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大地獄、小地獄の鎖を掘り出しながら小地獄上部のルンゼのトラバースの基部にたどり着く。余りに急峻なルンゼのトラバースに踏み込めず、直登ルートも試みるも相当腕力がいるようなのでと考えているうちに時間になり、明日判断することにして下る。
サポート隊:テントを出てマセナギ平を過ぎると登りのときは、それ程とおもわなかったが結構な急斜面を登っていた。池山小屋で合流できると下ったが、結局小屋から30分ほど下で合流。下の「小屋まで800m」の道標ですぐと思い登ってきたようだ。サポート隊が荷物をとり、テントに登り返した。
*後発隊 8;40 駒ヶ根高原スキー場駐車場を出て、12;30 サポート隊と合流
15;30 ルート工作隊、サポート隊、後発隊前後してテントに着く。

1月12日(日) 晴れのち曇り
 6;40 ヘッドライトの明かりが不用になってから出た。昨日ラッセルをしてくれているのでアイゼン着用。
P1120029s.jpg


今日はアイゼンでもそうもぐらなかったが昨日は、相当のラッセルだったことが分るトレースだった。大地獄、小地獄も登りと言うこともあるので慎重に登ればザイルなしでも安心だった。

P1120038s.jpg  P1120037s.jpg


テントから上は、今まで多くあった赤やピンクのペナントが極端に無くなった。その為にルートを探すのにも時間がとられたようだ。
 8;45 小地獄上部ルンゼトラバース基部 昨日ルート工作隊の到達点 後発隊の木村、大崎がルンゼを偵察に行き、ルンゼ上部であること、新雪はすぐに落ち、新雪雪崩は考え難い、落ちるとすればルンゼ全域の雪崩と判断しロープ確保をしながらルンゼトラバースを行う。40mと20mの2本のロープを交互に前に出し、4本のルンゼをトラバースする。
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DSCN0111.jpg
photo:iwata

ロープを張るとそれをフィックスに全員渡り、最後にロープを回収し前に出すを繰り返す。

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夏道は、手すりや、ルンゼ手前の木にペナントがついているので間違いない。

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 9;15 迷尾根 夏道の看板がある。何とか3人用のテントが晴れる。夏道は、尚もトラバースを続ける。ところどころにペナントや手すりが見えるが急斜面が続く。嫌な小さなルンゼもある。
10;50 主稜線へ出ても頂上は無理だろうと考え下山を決める。一度トレースが着くと歩きやすくなりトラバースも楽になった。数箇所ちり雪崩でトレースが埋められているところがあった。足の覚束ないメンバーは、ロープをつけて下りた。
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14;30 テント着 
15;00 雪の上より小屋の方が快適ではないかということになりテントを撤収し下る。
16;00 池山小屋 この日もテントを張らせていただく。暖かい一晩を過させていただいた。

1月13日(月) 曇りのち晴
 7;00 昨夜少し雪が積もったようで小屋の手すりに10cmほど積もる。

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今日は駐車場まで下るだけなのでゆっくり出発する。
11;00 駒ヶ根高原スキー場駐車場着

                                    記:岩佐
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コメント

迷尾根でお会いした二人組の赤い上着の方です。
トレース作って頂きほんとうにありがとうございました。
皆様の団結力に脱帽でした。
わたくしも山行日記を書いたので宜しければ覗いてください。
http://yama2013.exblog.jp/20230346

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