2018-07

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2012年5月蝶~常念縦走山行報告

 2011年1月 上高地から横尾 横尾避難小屋をベースにして蝶が岳へラッセルをがんばり頂上を目指すが強風の為、断念。2012年1月は、須砂渡ダムから大平高原、三股をベースに常念岳夏道にラッセルをつけ、常念岳頂上を目指すも、大崎一人の登頂に終わったので今回三股からの蝶~常念の縦走をすることで決着をつけようと計画した。

2012年5月3日(金)~5月6日(日)

参加者

山根 孝明   男 73
岩田 邦彦   男 71
内田 晴将   男 70
木村 正一   男 65
岩佐 元春   男 64
山村 清治郎  男 64
大崎 健司   男 62
村上 欣三   男 68
村田 茂子   女
浜田      女

5月3日(金) 曇り時々晴れ 夜は雨  
兵庫パーティ 山根、内田、村上、浜田
大阪パーティ 木村、山村、大崎、村田
堺パーティ  岩田、岩佐       
それぞれの出発地を6時ごろに出、各パーティ渋滞に巻き込まれつつ高速道路走り蝶、常念登山口の「三股」を目指す。大阪、堺パーティは、梓川サービスエリアで合流、豊科市内の「イオン」で食料(すき焼きの材料)を買出し、三股へテントを設営し晩飯の準備にかかる。渋滞で遅れた兵庫パーティは、準備が出来た時に到着。全員が揃いビールで乾杯。

DSC_0085.jpg 120503_171352.jpg



5月4日(土) 晴れのち吹雪
 駐車場6:45⇒蝶小屋12:30
 前夜雨がしっかり降ったが3時ごろには、晴れ間が出ていたようで朝には、快晴になっていた。

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 駐車場のガードを越え、林道を20分歩くと登山指導所に着く。指導員に計画書を渡すと、前常念からの下りには注意するようにアドバイスがあった。
 道は、常念沢を少し遡上し、つり橋を渡り蝶沢に入る。夏道が出ていてはっきりしている。2ピッチ目ぐらいから尾根に取り付き急登になる。3ピッチ目少し手前より雪面になる。

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 冬なら表層雪崩の恐怖に曝されるような急な雪面をトレースに導かれ登る。時々気を抜くと股下までステップが落ちる、急登で喘いでいるのに落ちると抜くのに倍の力が要る。5月特有、しかも樹林帯の雪面には、つき物だから誰にも文句は、言えない。ひたすら主稜線に出れば穂高の山々が見れるのを楽しみに登る。

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 歳の性か4ピッチ5ピッチと行くうちにピッチが落ちる。樹林帯を抜け、一面の雪面になると最後の力を振り絞って小屋を目指す。何とか全員コースタイム内に小屋につくことが出来た。

DSC_0107.jpg 

 ザックを置き頂上を往復する。前穂の北尾根、屏風岩など懐かしいルートが眼前に広がっている。残念ながら快晴ではなく、山々の頂上は、黒い雲の中だったのが残念。

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時間は、少し早かったが予定通りに小屋に泊まることにする。我々だけ10人の部屋になったので、酒盛りをしていると外は、吹雪になりうっすらと雪が積もりだす、常念岳からの縦走者が到着すると予定より時間がかかっている事が判ってくる。再度、常念岳へのコースを検討し、少しでも早く出発する事にする。


5月5日(土) 晴れ
 蝶小屋6:15⇒常念岳11:15
 A隊7名:常念岳11:30⇒三俣15:30⇒駐車場16:00
 B隊3名:常念岳11:35⇒烈風⇒常念小屋13:00/13:50
               ⇒一の沢登山口17:10
 4時過ぎから食堂の前に並び、少しでも早く朝食を、と思ったが10分ほど早かっただけだった。

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 昨夜の雪がうっすらと積もった夏道を常念岳目指して歩く。相変わらず北尾根、屏風岩,涸沢が目の前に見える。残念なのは、今日も頂上付近は黒い雲の中だったこと。槍が岳の頂上は、最後まで雲の中だった。

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(蝶ヶ岳ヒュッテ前から見る穂高連峰)

蝶槍を下った所でアイゼンを着けた方が楽という事で着ける。ルートとして危険な所は無く、久しぶりの縦走からか、下って登り返す登りが急に見え、時々不安になる。蝶槍から見えだした常念岳の登りは、迫力があった。

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(常念岳と槍・穂高連峰パノラマ)

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(僅かに姿を現した槍ヶ岳)

常念岳の登りは、雪が無いのでアイゼンを外す。急な夏道をゆっくり、ゆっくり登った。

DSC_0240.jpg12年5月蝶~常念2s


誰かが言っていたように「止まらずに歩いていたら上につく」。コースタイム内で雪の常念岳頂上に着いた。

12年5月蝶~常念1
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 薬の誤用で不調の山村と今ひとつ調子のでない岩田、稜線からの槍、穂高の写真を粘って撮りたいと言う浜田は、A隊として常念小屋へ下りる事にする。残りは、B隊として予定通り前常念を経由して三股駐車場へ下る事にする。
A隊は、エスケイプルートとして下ったのに小屋に着くまで強風で動けなくなるほどだった。なんとか小屋に着き、岩田、山村は、休憩後、一ノ沢を下り、浜田は、小屋に宿泊した。

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B隊は、頂上でアイゼンを着け、常念小屋の途中まで下り、ナイフリッジになった稜線を前常念目指して下った。

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グサグサの雪のナイフリッジなのでバランスを失い谷底へまっしぐらと言う事は無いが時々吹く強風は、怖かった。危惧していた前常念からの下りもほとんど雪は無く、アイゼンを外し夏道の印を拾って歩くとなんと言う事は無かった。樹林帯に入ると蝶の登りと同じように股まで落ちるステップに泣かされながら下り、最後は泥でズルズルの道を雷、雹、雨にたたかれながら三股に下った。
 米田が教えてくれた「しゃくなげ荘」に問い合わせると宿泊出来る事になり、最後を温泉泊で締めくくれた。

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(常念小屋から見るスーパームーンと月明かりの常念岳)


5月6日(日) 晴れ
 浜田:常念小屋06:10⇒一の沢登山口08:40

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8時に「しゃくなげ荘」を出発し、兵庫パーティは、一ノ沢へ浜田を拾って、大阪、堺パーティは、そのまま帰阪する。

                                           岩佐記


 
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